愛犬と暮らしていて発生するお困りごと。
各ご家庭、暮らし方も様々ですからお困りごとも様々。
犬種や成長時期によっても変わってきますが、
今回は広く「家の中で愛犬を飼育していて困っていること」について、
お話させていただきます。
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①抜け毛処理が大変
②いたずら(傷つけられる・汚される)、粗相(しつけ)
③におい
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これらがもっともお困りごととして多いご意見です。
これらで家づくりをする際に対策が立てられることがあります。
それは②と③です。
①は定期的なブラッシングや、シャンプー、トリミングなどで解決できるでしょう。
服を着させることも、ひとつの方法かもしれません。
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②いたずら(傷つけられる・汚される)、粗相(しつけ)への対策
いたずらはしつけに大きくかかわってきますが、しつけがしやすいように間取りを工夫することは可能です。
キモは、『愛犬が理解しやすいか』どうかです。
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室内飼い3つのエリアのポイント
●自由エリア=人が見ていなくても、何をしても良いエリア
●見守りエリア=人が見ているときだけ入って良いエリア
●侵入禁止エリア=絶対に入ってはいけないエリア
上記のように物理的に愛犬の行動範囲を制限する方法です。
室内犬を飼うなら、いきなり屋内に放し飼いにするのではなく、
適切なエリア設定が望ましいです。
そして、上記のように決めたエリアを「今日だけはOK」というような例外をつくらないことも重要です。
かえって犬が混乱しストレスになってしまうことも。
ただ、将来にわたってずーっと犬を飼うとも限りません。
そうなった場合のことや、生活の変化などに応じてエリアを移動できるようにしておく方法もあります。
それは、「お客様がどのように愛犬と暮らしていきたいか?」という願望によります。
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③においへの対策
飼い主は気が付かなくても、ペットを飼われていない方は、においには敏感です。
におい対策は、設備機器や建材で解消することが可能です。
●ペットスペース(ゲージやトイレスペース)付近には、換気扇を設置。
●壁や天井の仕上げは、調湿・消臭効果が期待できる内装材がおすすめ。
●天井埋込型ナノイー発生機の取付。(Panasonic「エアイー」)
●においの主な原因となるトイレスペースを、来客スペースとは離す
その他、脱臭機能付きの家電を設置するなどの方法もあります。
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愛犬と暮らす家を計画するには、まず起こるであろう問題点について対策をとることで、
飼い主と双方が幸せで快適な暮らしを実現できるよう、サポート致します。
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参考:ペットライフスタイル(株)発行「AMILIE(アミリエ)」創刊号より
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愛犬と暮らす家をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
●お問合せ:info@i-home.co.jp