市川工務店 | らしさがある家づくり

スキップフロア×中庭 中央市の家
延べ床面積:130.83㎡(39.57坪)
2階建て
スキップフロア×中庭 中央市の家
外部は閉鎖的に、内部は開放的に

外から室内の様子が一切わからないつくりにしたかったのは、プライバシー確保も理由のひとつだが、中の様子がわからない方が、「興味が湧く。どんな風になってるのかな~」と、遊びに来る人がワクワクするような家にしたかったそう。窓の数は適切な位置に、適切な数、配置すれば十分。大きな窓を配置しているのは、中庭に面した箇所に限定した。外観は閉鎖的に感じるが、室内に入ると大きな吹抜けとそこから降り注ぐ光、視線が抜けるスキップフロアで開放的な空間が広がる。外観とのギャップが、おもしろい。

スキップフロア×中庭 中央市の家
中庭もリビングの延長として取り込む

中庭に面している大きな窓は、カーテンをしなくても外からの視線が気にならない。M様いわく、「あえてカーテンをせず中庭もリビングの延長として視覚的に取り込むことでLDKがより広く感じられる」とのこと。せっかく配置した大きな窓は、カーテンを開けて積極的に外の景色を取り込みたいものだ。

スキップフロア×中庭 中央市の家
スキップフロアが生み出す空間の広がり

M様の家づくりにおいて、最も重要視されていたコトが「スキップフロア」。一般の住まいなら、1階、2階の「2層」でつくられるが「スキップフロア」は、1階、1.5階、2階と3層にすることで高さ空間を有効に活用できる。1.5階が空間のアクセントになり、視覚的にもインパクトがある。また、スキップフロアの最大の魅力は、その空間の広がりである。1階と2階は吹抜けで繋がり、1.5階(スキップフロア)がさらにその吹抜けを横に広げる。空間が縦・横に広くなることで視線が通り、その先の窓から外へ抜ける。フロアが違うので一見バラバラのようにも感じられるが、大きな吹抜けを介して、上下がつながり、程よい距離感で家族それぞれが好きな場所で、時間を過ごすことができます。

スキップフロア×中庭 中央市の家
1.5階の下は、収納と屋外の駐輪スペースとして活用

天井高1.4mの1.5階の下の空間は何でも押し込める収納空間に。季節ものの家電や、キャリーケース、お子さんの節句の飾りなど、高さは必要ないが場所を取る用品や、毎日は使わないものなどをササっとしまえる便利空間。そして、あえて全て収納スペースにせず、部分的に屋外から利用できるようにし駐輪スペースとして活用。自転車もそれほど高さは必要ない。
建物とは別に駐輪スペースをつくる必要がなく、また外観も損なわない。スキップフロアの住まい方の良いお手本である。

スキップフロア×中庭 中央市の家
好みのアイテムでまとめた手洗いと洗面台

細部にわたってこだわりったM様だが、特にこだわったのは手洗器と洗面台。好みのアイテムを使い、使用時に気分があがるようお気に入りの空間に仕上げた。パーツをひとつひとつ選び、造り上げた世界にひとつだけの洗面台だ。

M様邸は、ランドリールームも計画した。賃貸住まいの時からすでに、「室内干し」をされていたので、新しいお住まいでは、作業のしやすさや収納を考慮し、より使い勝手のよいランドリールームが完成した。

ポイント
P
Point

置かれている家具や家電、雑貨まで、こだわりのアイテムに囲まれて暮らすM様邸。いいデザインのモノに囲まれていると、おのずと心も豊かになるもの。自分の好きな家具やアイテムがあれば、「それを使って新しい家でどんな暮らしをしたいか?」と想像していくと、新しい視点で家づくりができるかもしれません。

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