愛犬家住宅コーディネーターは犬と人の暮らしをより豊かに楽しくするための
お手伝いをしております。お手伝いするためには、犬の習性や病気のことなども学んでおります。
その中で、犬と人(飼い主)との関係性について少し話をしたいと思います。
※この情報は、「愛犬家住宅コーディネーターテキスト」より抜粋しお届けています。
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【犬の群れ 上の者に従うというルール】
犬の祖先はオオカミという説が有力です。オオカミ同様、犬の群れは、全て縦一列で構成されます。
人間社会のように平等、あるいは会社組織のようなピラミッド型にはなりません。
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群れの中での掟はただ一つ。「上位の者に従う」ということです。
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そこでの大きな特徴は、自分の感情を群れに同化させることです。
犬にとっては、群れの幸せが唯一の関心事であり、自分の感情以上に大切なことなのです。
つまり、犬自身の幸福感は「群れの最上位であるリーダーの心次第」ということ。
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「上の者に従う」ことが群れの唯一の掟なので、
上位と思っている相手に何をされても嫌がったり、
反抗したりすることはありません。
もちろん唸ったり噛んだりすることもありません。
しかし、自分が上位だと思っていれば、首輪をつけられて指図されること自体
本能としてあり得ないことなので、それがストレスになることもあります。
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【犬にはコンプレックスがありません!】
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犬は一度、上下関係が確定すると、一生を通してその関係が逆転することはありません。
成長に従って大きくなり、体力がついたとしても、その関係に変わりがないのです。
また、犬にはコンプレックスという感情はありません。
群れでの順位が下がっても、人間のように不満を持ったり落ち込んだりすることもなく、
むしろ多くの上位の者に守られ、より安定した毎日が送れると安心しています。
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犬を飼い、人間社会の中で暮らしていくということは、
様々な生活のルールをリーダー(飼い主)が教える必要があります。
人が上、犬が下という関係性は、様々な場面でとても重要になります。
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愛犬と共に豊かに楽しく暮らすには、飼い主もリーダーとしての責任を持つということです。
躾をすることは大変根気がいることですが、それは人間の我が子と同じように
深い愛情を持ち、愛犬を育てるということ。
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躾ができず、愛犬を手放すという最悪の結果が起きないよう
家づくりと通して私たちが何かお力になれたら幸いです。
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では、次のブログは、「良いリーダー(飼い主)に必要な心構えとは?」について
お話させていただきます。
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